第2子妊娠中、一番の悩みは「体重管理」。
第1子の時は、妊娠期間を通じて+6kg。
好きなものを食べていても、あまり体重が増えなかったので、第2子妊娠中も体重管理は余裕♪と思っていました。
ところが、実際に第2子を妊娠すると、体重が増える増える。
たくさん食べているつもりはないけれど、なぜ増える??と思っていました。
体重計にのる恐怖。
検診のたび助産師さんにいわれることは、「体重に気を付けましょう」。
冬場の体重増加が特にひどく、妊娠5か月の時、1か月で+4kg。
これはさすがに増えすぎ、、と思い、食生活を見直しました。
その結果、妊娠7か月の時、1か月+1kgの増加で抑えることができました。
体重管理に困っている妊婦さんの参考になれば幸いです。
体重の経過
<第1子>
~妊娠4か月 (妊娠前と比べて)+0kg
妊娠5か月 +2kg
妊娠6か月 +0㎏
妊娠7か月 +1㎏
妊娠8か月 +1㎏
妊娠9か月 +1㎏
妊娠10か月 +1kg
<第2子>
~妊娠4か月 (妊娠前と比べて)+0㎏
妊娠5か月 +4kg →つわり終了。ここで、このままではまずいことに気が付く。
妊娠6か月 +2.5㎏
妊娠7か月 +1㎏
食事の時はベジファースト
私は白いご飯が大好き。
いつも真っ先に白いご飯から手を付けていました。
ごはんのお供があれば、いくらでも白いご飯が食べられます。
特に、妊娠中はお腹がすくので、普段よりいくらでも食べられてしまう…。
その結果、体重がどんどんが増える…。
最初は、このループから抜け出せませんでした。
ご飯をおかわりせず満腹感をだすため、野菜から食べることを自分のルールにしました。
フルタイムで仕事もしているので、負担にならないものを中心に用意しています。
例えば、
- 野菜スティック(切るだけ)
- キャベツの千切り(スーパーやコンビニで売っている洗わず食べられるもの)
- 青菜のお浸し(ゆでるだけで楽ちん)
- 豆もやしのサラダ(レンチンするだけ)
野菜だけだと飽きてしまうので、タンパク質や海藻も追加しながら、レパートリーを増やしています。
- 海藻サラダ(水で戻すだけ)
- めかぶ、もずく(ふたを開けるだけ)
- サラダチキン(まとめてささみをゆでておくか、スーパーで購入)
- 蒸し大豆(袋あけるだけ)
- 豆腐(小分けのパックをあけるだけ)
そしてゆっくりと、よく噛むことを心がけています。
上の子どもの食事をみながらだと、できない日もあります。
朝寝坊した日には、急いで食べてしまうこともあります。
できるときに、できることを、のスタンスで続けています。
お腹がすいたときは小魚やナッツ
職場の給湯室には自由に食べていいお菓子がおいてあり、毎日誘惑と戦っています。
(食べたいお菓子があるときは、時々たべています)
自分のロッカーに小袋の小魚やナッツを入れて、お腹がすいたときに食べています。
小袋だとカロリー調整がしやすいので、気に入っています。
飲み物はノンシュガー
甘いものが飲みたい…と、温かいココアを1日1杯飲んでいましたが、こちらは今はお休み。
炭酸水、ノンカフェインのお茶を飲んでいます。
妊娠中、ずっとお腹がすいている私には、炭酸水はお腹が膨れるので、とても重宝しています。
たくさん食べても罪悪感のないレシピ
食べたくても食べられない、が一番のストレス
「食べたくても食べてはいけない」と思うことがストレスで、何よりもつらいと思っています。
それであれば、野菜をたくさん使ったカロリーの低い料理で、罪悪感なくたくさん食べられるようにすればいい、と発想を変えました。
汁物だと簡単に作れて、野菜をたくさんとれるし、罪悪感なくたくさん食べられることに気がつきました。
私は「重ね煮」で汁物をつくるようにしています。
子どももたくさん野菜を食べてくれるので、一石二鳥です。
そして、重ね煮で作るといいことだらけ。
- 野菜がたくさん食べられて、しかも栄養もしっかりとれる
- 出汁いらず。野菜の旨味だけで美味しい
- 砂糖を使わないのでヘルシー
- 油も少なめ
野菜を切れば、ほぼ作業完了
重ね煮の工程は、
①野菜を洗う
②切る
③煮る
野菜は皮ごと(気になる方はむいてください)、アク取りも不要。
キッチンも汚れにくく、使う調理器具も少ないから、片付けも楽ちん。
気を付けるのは、野菜を入れる順番だけ
- 太陽に向かって上に伸びようとする陰性食材は下
- 土の下に伸びようとする陽性食材は上
に重ねます。
「陰性」は、ほうれん草、小松菜、ナスなど。
太陽に向かって上に伸びようとする葉物、果物などが「陰性」です。
「陽性」は、大根、ごぼう、人参など、土の下に伸びようとするもの。
この一手間で出汁いらず、いくらでも食べられる汁物ができます。
<上>
- 肉、魚
- 穀物、加工品(豆腐、味噌、油揚げなど)
- 根菜(大根、人参、ごぼうなど)
- イモ類(ジャガイモ、かぼちゃ、さつまいもなど)
- 葉菜、果菜、花菜(キャベツ、白菜、小松菜など)
- キノコ、海藻類、こんにゃく(シイタケ、えのきだけ、ワカメなど)
<下>
陰陽のエネルギーが互いに作用して、鍋の中で対流を起こします。
その結果、調和されて「中庸」の状態になります。
野菜の旨味が引き出されます。
おすすめレシピは豚汁
①冷蔵庫にある野菜を洗って切る。
今回は、(下から)
ワカメ
白菜
人参
玉ねぎ
大根
味噌
豚肉
を使いました。
切ったらどんどん鍋に入れるだけ。
②水を入れて火にかけます。
③食材に火が通ったら出来上がり。
かかった時間は、
野菜を切る5分、
煮込む15分
洗い物
包丁、まな板
煮込んでいる間に、他の料理をもう1品作っていました。
まとめ
体重が増えすぎると、妊娠高血圧症候群のリスクにも繋がるし、産後の体型戻しも大変になります。
でも、フルタイムで仕事して、上の子の面倒をみて、さらに運動を増やす、というのは至難の技。
生活の中に取り入れられる食事方法だけで、体重管理が本当に楽になりました。
おまけに便通もよくなったり、風邪をひきにくくなったり、いいことだらけです。
体重管理に困っている妊婦さんの参考になれば幸いです。