妊娠して、フルタイム勤務…正直きついなぁ、と思っていませんか?
私は正直、きついです…
夕方になるとお腹は張り気味。足はむくんでパンパン。今までより疲れやすい…。
私が、高齢妊娠だからかもしれませんが、毎日ぐったりです。
そして、上に子どもがいると、なおさら休めない。
仕事から帰ってくると、第2ラウンドのゴングが鳴り響く…
ああ、休みたいー!!
早く寝てくれー!!
ついつい心の声がもれてしまう。
早く産休に入りたい、そんなことばかり考えています。
妊娠中は自分だけの身体ではないので、何よりも体調管理は大切ですよね。
体調を崩して、どんなにしんどくても、家事や子どもは待ってくれませんからね。
慌ただしい毎日で、仕事と体調管理の両立のために心がけていることをご紹介しますね。
1日の過ごし方
私は雑誌に出てくるような、要領のいいワーママではありません。
私の場合は、夫の全面的な協力があって、ワーママができていると思っています。
参考までに、出勤日のスケジュールをご紹介しますね。
5:00 起床、自分時間、身支度
6:00 子どもが起きてくる、朝食準備、子どもの身支度
6:45 家を出る
8:00~16:00 仕事
17:30 保育園お迎え
18:00 帰宅、夕食準備(お惣菜に頼る日もたくさんあります!)
18:30 夕食
19:00 お風呂
20:00 子どもと遊ぶ
20:30 寝る前の絵本タイム
21:00 子ども寝かしつけ、翌日の準備、残りの家事
22:30 就寝
子どもと寝落ちしたときは、夜中に目が覚めるので、夜中に翌日の準備や自分の時間を作ることもあります。
どんなときでも睡眠時間だけは確保するようにしています。
時間軸だけ見るとすごいように見えるかもしれませんが、何一つすごいことはしていません!
このスケジュールの間には、「休憩時間」がたくさんあります。
勤務時間の都合で、基本的に朝は夫が子どものお世話、夕方は私と分担しています。
日々考えていることは、効率化。
まとめてできることはないかなー、自動化できることはないかなー、そればかり考えています。
そしてぎちぎちに予定を詰め込まず、バッファーを持たせるようにしています。
妊娠中は思うように動けません!!
時差通勤
妊娠中は通勤電車のラッシュが一番しんどいと感じています。
片道1時間15分の電車通勤が、妊娠中、何よりもしんどかったです。
妊娠中、体調を見ながらテレワークもさせてもらいましたが、基本的には会社の方針で出勤していました。
特につわり中は一駅乗っただけで、乗り物酔い。
電車に乗ることができませんでした。
つわりが終わって、電車通勤するようになると、「座りたい」という気持ちでいっぱいでした。
さまざまな時間帯の電車にのってみたところ、早朝の電車が空いていることを発見。
通学中の優しい小学生に、何度も席を譲ってもらいました。
混んでいて座れないときは、途中下車しながら通勤しました。
ずっとたっていると、目の前が白くなってきて、倒れそうになったことがありました。
予防的に、少し駅のベンチで休んでいました。
遅刻したこともありましたが、それは仕方ないと割り切りました。
倒れる方がまわりに迷惑がかかるし、なによりお腹の子どもの安全が第一ですからね。
仕事の進め方ー目指すは60点
職種によって様々かと思いますが、ご参考までに。
もともとは、完璧主義の私。
でも、第2子を妊娠してから、それでは仕事が回らず、自分自身を追い込むことになってしまい、考え方を変えました。
できることは先に先に進めたり、上司や同僚をメールのCcにいれて、常に情報共有できるようにしました。
どうしても体調が悪くて出勤できないときは、情報共有していた上司や同僚が対応してくれました。
いつも感謝の気持ちも忘れずに!
出勤したときには、お礼を言ったり、お菓子を差し入れに持っていきました。
今は、仕事のスタンスは、「60%できれば満点」と思っています。
残りの40%は動かしながら、ブラッシュアップ。
そう思うと、気持ちの上での負荷が減りました。
つわり時期も、この仕事の進め方で何とか乗り越えられました。
冷え対策
私は極度の冷え性です。
冬場は特に辛い季節。
特に妊娠中は冷えると切迫早産につながるから気をつけて、と助産師さんに言われて、気をつけていました。
地下のオフィスで、とにかく底冷えがひどかったので、ネックウォーマー、レッグウォーマー、靴用カイロ、膝掛けはマスト!
日によっては、腰にカイロを貼っていました。
病院で体を温める漢方も出してもらいました。
冷えからくるむくみもあったので、トイレに入るとかかとあげをして、ふくらはぎのむくみをとるようにしました。
自宅では必ず湯船に浸かり、身体を暖めました。
むくみ対策
一番悩んでいるのががこれ!
もともと冷え性で、むくみやすい体質。
食べる量は増えていないのに、トイレの回数も少なくて、体重だけが増えていく。。。
むくみとりのためにいろいろ試しました。
やってよかったものをご紹介しますね。
漢方
もともと冷えからのむくみなので、身体を温める漢方をだしてもらいました。
小豆ごはん
小豆は利尿作用のある食材の1つ。
ごはんに小豆を入れて、圧力鍋で炊いたものをお昼にたべていました。
菊芋茶
もともと血糖値の上昇を防ぐことで有名なお茶ですが、利尿作用も抜群でした。
味は牛蒡茶に似ています。
香りは土のようなイメージ。
便秘知らずにもなれるので、妊娠中おすすめです!
ノンカフェインなので、妊娠中も安心して飲めます。
杜仲茶
コレステロールの吸収を抑えるはたらきで有名な杜仲茶。
実はカリウムが多いので、利尿作用があり、むくみには最適。
温かいお茶を作って仕事の合間に飲んでいました。
ノンカフェインなので、妊娠中も安心して飲めます。
運動
上の子がいるとなかなか運動ができないんですよね。
それでも出来る範囲で歩くようにしました。
あとはストレッチ!
体調がいいときは、子どもが保育園で覚えてきたダンスを一緒に踊って、身体を動かしました。
お風呂
必ず湯船にお湯をためて入ります。
長く湯船につかりたいので、子どもと入るときは、入浴剤をいれたり、使わないタッパーを持ち込んで一緒におままごとしたり、少しでも長湯できるようにしました。
野菜中心の食事
妊娠中期の検査で、妊娠糖尿病の可能性を指摘されてしまいました。
※再検査で問題ないことを確認!
高齢出産だから仕方ない…と思いながらも、できる限り食事に気を使うようになりました。
主に、ベジファーストでゆるい制限を心がけました。
サラダは海藻やゆでた野菜、野菜たっぷりの味噌汁、たんぱく質中心のおかず、ごはん少なめ。
本当は食べることが大好きなので、最初はこんなんじゃ足りないよ、と思っていました。
でも、ベジファーストでしっかり噛むようにしたら、不思議と少ない量で満足できました。
炭水化物の少ないドレッシング選びも、楽しかったですよ。
結果的に、お通じはいいし、肌つやがよくなりました。
野菜は内面からきれいにしてくれる、とあらためて感じました。
そして、体重の増えかたが緩やかに!
毎回、助産師さんから体重を指摘されていたので、緩やかな増えかたになって、嬉しかったです。
妊娠中、予想もしなかった帯状疱疹とアレルギー
子どもがコロナで、10日間の自宅隔離。
熱でぐったりしていたのは、最初の2日だけ。
あとは自宅でエネルギーがありあまってしまい、隔離解除まで大変でした。
昼間は子どものお世話、早朝と夜に仕事をしていました。
幸いなことに、私と夫はコロナの症状は何もありませんでした。
隔離があけて、やっと保育園に行けるようになった矢先、私の身体に湿疹が…
右のお腹と右の背中の限られた部分…
少しかゆい…
おや、でもピリピリする…
水泡っぽい…
あっ、これ、帯状疱疹だ…!!!
原因は明らかに「疲れ」。
すぐに皮膚科に駆け込みました。
妊娠中でも飲める抗ウイルス薬を出してもらいました。
そして、痛みを残さないために、漢方も飲みました。
テレワークと有休を使いながら、一週間を過ごしました。
帯状疱疹が良くなってきたと思ったら、今度は抗ウイルス薬のせいで薬疹が出てしまいました。
全身がかゆいかゆい。
何をしていてもかゆいかゆい。
帯状疱疹より辛くて、眠れない日々でした。
妊娠中、無理は禁物です!!!
本当にそう思った出来事でした。
まとめ
妊娠中、働くこと自体が大変なことです。
仕事をもって働く妊婦さんはみんなスーパーマンだと思います。
私は妊娠中、体調がすぐれない日も多く、有休をかなり使っています。
周囲から楽をしているように思われているかもしれません。。
でも周りはまわり、自分は自分。
仕事も好きだけど、妊娠中は自分と生まれてくる子どもファーストでいいと思います。
しんどいけれど、特別な時間を過ごせるのは今だけ。
辛い時はしっかりと声を上げて、自分とお腹の赤ちゃんを大切にしてあげましょう!