妊娠中は肌が敏感になりやすいもの。
私もいままで使えていた日焼け止めが合わなくなり、肌がボロボロに。
肌に優しくて、しっかりと日焼けを防げる日焼け止めがないか、ネットでいろいろ探しました。
妊娠中でも安心して使える日焼け止めを紹介しますね。
妊婦さんにおすすめの日焼け止めの選び方
紫外線吸収剤を使っていないもの
妊娠中の肌は敏感で、日焼け止めで肌荒れしてしまうことも。
敏感肌の人には、紫外線を反射して日焼けを防止する「紫外線散乱剤」がおすすめ。
主に使われている成分「酸化チタン」や「酸化亜鉛」は安全性が高いので、安心して使えます。
肌に優しい日焼け止めは、
- 紫外線吸収剤フリー
- 紫外線吸収剤無配合
- ノンケミカルサンスクリーン
と書かれていることが多いです。
日焼け止めの成分には「紫外線散乱剤」の他に、「紫外線吸収剤」があります。
紫外線吸収剤は、一度紫外線を肌に吸収させてから放出して、日焼けを防止する働きがあります。
紫外線を肌に吸収させるので、肌トラブルの原因になることも。
肌が敏感な時期にはできれば避けたい成分です。
PA・SPFの数値の高いもの
肌に優しいだけではなく、日焼けを防止してくれる「強さ」もこだわりたいところ。
注目するのは次の2つ。
1. 広域スペクトル保護(紫外線AとBから守ってくれるもの)※PA
2. SPF 30(またはそれ以上)
上記はアメリカ皮膚科学会(https://www.aad.org/)から出ているものです。
日焼けで肌が赤くなったり、水泡ができる原因となるUV−B(紫外線の一種)に対する防止効果を示すもの。
数値が大きいほど効果は高くなります。
しわやたるみの原因になるUV−A(紫外線の一種)に対する防止効果を示すもの。
+が多いほど効果が高くなります。
数が大きいほど、肌が荒れるんじゃない??
敏感肌でも使える日焼け止めは、肌が荒れにくいようにできているものが多いので、安心して使えます。
ウォータープルーフ
水ですぐに落ちるタイプは、「肌に優しい」と販売されていることが多いです。
でも、汗で簡単に落ちてしまっては日焼け止めとしての効果が得にくいですよね。
そこで、汗でも落ちにくいウォータープルーフがおすすめ。
石けんでオフできるものもあるので、肌に日焼け止めを残しません。
こちらもアメリカ皮膚科学会から推奨されています。
全身につかえるクリームタイプの日焼け止め
ノブ UVシールドEX
顔・からだに使えます。
保湿成分にヒアルロン酸Naを配合。
しっとりとした使い心地でありながら、べたつきがないので、夏場でも使いやすいんです。
白くなりにくくて、化粧下地にも〇。肌への伸びもよいです。
ウォータープルーフタイプで、石けんでオフできます。
子どももOKなので、家族で使えます。
にきびのもとになりにくいことを確認するノンコメドジェニックテスト済み。
※すべての方に、にきびができないわけではありません。
パッチテスト、アレルギーテスト、光アレルギーテスト済み 。
※すべての方に、アレルギーが起こらないわけではありません。
無香料・無着色・低刺激性です。
アクセーヌ スーパーサンシールドブライトフィット
顔・からだに使えます。
ウォータープルーフタイプで、石けんでオフできます。
ほんのりピンク色で、塗っても白くなりません。
肌によく伸びて、なじみやすいです。
乾燥・くすみが気になる肌に透明感が出て、素肌が美しくなったように仕上がるんです!
にきびのもとになりにくいことを確認するノンコメドジェニックテスト済み。
※すべての方に、にきびができないわけではありません。
低刺激性、無香料、アルコールフリー、パラベンフリー。
日焼け止め特有のにおいもしないので、苦手な人もつかいやすいです。
アンドフリー 薬用美白UVクリーム<医薬部外品>
スーッとのびてベタつきません。
白残りもしくにので、化粧下地にもおすすめ。
ウォータープルーフタイプで、いつもの洗浄料でオフできます。
植物由来の「セラミド」「スクワラン」配合(うるおい成分)で、日焼け止めで保湿もできちゃうんです!
着色料・アルコール(エタノール)・鉱物油・パラベン・香料不使用。
皮フ刺激テスト・アレルギーテスト・光刺激テスト・スティンギングテスト(塗布時の皮フの刺激、ピリピリ感を確認するテスト)実施済み。
※すべての方に、アレルギーが起こらないわけではありません。
スティックタイプで肌に優しい日焼け止め
スティックタイプの日焼け止めは、手も汚れないし、持ち運びも便利。
化粧直しにも○。
ノブ UVスティックEX
さらっとした感触のスティックタイプ。
自然な肌色で、化粧下地やファンデーションとしても使えます。
汗や水に強いウォータープルーフタイプです。
無香料・低刺激性。パッチテスト済み・アレルギーテスト済み
※すべての方に、アレルギーが起こらないわけではありません。
ノンコメドジェニックテスト済み。
※すべての方に、にきびができないわけではありません。
日焼け止めの正しい使い方
むらなく塗る
しっかり塗ったつもりでも、実はむらができやすいんです。
むらなく塗るために重ね塗りがおすすめ。
顔の場合
額・両頬・鼻・あごの5か所に日焼け止めをおきます。
そして、顔全体にしっかり伸ばします。
そして、さらにもう1回同じことを繰り返します。
腕・脚の場合
片腕でティースプーン1杯、片脚でティースプーン2杯くらいの量が目安。
日焼け止めを直接肌に線状に出します。
らせんを描くようにむらなく伸ばしていきます。
表側が終わったら、裏側も同じように日焼け止めを伸ばしていきます。
盲点もお忘れなく…
首の裏、耳、足の甲は塗り忘れの多い部分。
服装によっては日焼けしてしまうことも。
お忘れなく!!
日焼け止めはワンシーズンで新しいものに
「去年のものが残っているから、今年も使っちゃおう」と思いがち。
保管の仕方にもよりますが、時間がたったものは雑菌の繁殖しているかも…。
雑菌は肌トラブルの原因にもつながります。
今年用に新しいものを購入することがおすすめです。
時間がたったり、汗をかいたら重ね塗りすること
「外出前に塗ったから安心」ではなく、2時間おきにつかうことがおすすめ。
ウォータープルーフタイプで汗に強いものでも、汗をかいたら重ね塗りすることが、日焼け止めのしての効果を得るためにはおすすめ。
マスクをしているから日焼け止めはいらない、は間違い
マスクでは紫外線から肌は守れません。マスクしても日焼け止めは忘れずに。
外出時の服装
日傘、つばの広い帽子、えり・そでの長い服など、外出時の服装にも注意。
UVカット機能をもつ服も効果的。
妊娠中の日焼けを甘く見ないで
私自身、第1子妊娠中に日焼け予防を甘く見て、後悔した1人。
産後、しみ、そばかす、しわに悩みました。
妊娠中にできたしみは未だに消えていません。
妊娠中の日焼け止めがどれだけ大切か、身をもって知りました。
私の後悔を、この記事を読んでくださった方にはしてもらいたくないな…と思っています。
そして、日焼け止めは肌に優しいだけでなく、効果を期待できる強さを選ぶことも大切。
せっかく使うなら、紫外線から肌を守りたいですよね。
日焼け対策は妊娠前後だけでなく、将来の美肌への投資。
忙しいとついつい忘れがちですが、ゴミ捨て、コンビニなど、わずかな外出でも、日焼け対策をお忘れなく!